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恋人にフラれてもへこたれない。そんな禅語のエッセンスとは?

恋人にフラれたとき辛さと言ったらないですよね。ひとりぼっちで、寂しくて、惨めで、あの絶望感の中から救いの手を差し伸べてくれる、そんな禅語5選をご紹介します。

01

放下着(ほうげじゃく)

「放下」とは、投げ捨てる、放り出す、捨て切るという意味です。すべての執着を投げ捨て自由になったときに、本当に大切なものが見えてくるのです。
恋人にだって執着しないのです。自由になるのです。そこから本当のあなたの人生が見えてくるのです。

02

眼横鼻直(がんのうびちょく)

顔において、眼は横に付き鼻は縦につく——。事実をそのまま受け止め、他のことに惑わされないありかたを言います。
フラれたという事実をきちんと受け止めるのです。真実を見失っていないか、改めて考えてみるのもいいかもしれません。

03

大道通長安(だいどうちょうあんにつうず)

人生の大きな岐路を前にすることはあるでしょう。ただ、どの道を選んだとしても幸せに通じているという意味を表します。大切なことは、どの道を行くとしてもそれが間違いではなかったことになるよう生きていくことなのです。

04

行雲流水(こううんりゅうすい)

空を漂う雲や流れる川の水のように、どんなことにも執着することもとどまることもなく、無心で受け止める姿を表す言葉です。目の前の状況をありのままに受け入れて行動していくことの大切さを説いています。
「ありの~ままに~」なのです。

05

看脚下 (きゃっかをみよ)

明かりが消えてしまった夜道で人はどうすべきか。足元をしっかり見て、自分のいる場所を把握して気をつけて歩くことです。当たり前のことですが、生きる上でも同じ。自分自身を見つめ、余計なことを考えずに着実に進む事を説いています。
恋人がいようが、去ろうがその道はあなたの道なのです。あなたが歩くための道なのです。


【まとめ】

恋人にフラれた後こそ噛みしめたい禅語5選のご紹介でした。失恋に限らず、どんなにつらいことがあっても、結局は自分を信じて、自己肯定して、自分の人生は自分が歩き続けるしかないということなんですね。がんばります!