一流のビジネスマンに影響を与える禅のエッセンスとは?
スティーブ・ジョブスをはじめ、禅にのめり込む一流企業の経営者は多いですよね。なぜそれほどまでにビジネスマン達を惹きつけるのか?いったい禅の何がビジネスに良い影響をもたらすのか?デキる営業マンは知っているに違いない、そんな禅のエッセンスが凝縮された禅語5選をご紹介します。
01
一期一会(いちごいちえ)
一生にただ一度の出会いのこと。人との出会いを大切にすることはもちろん、今のこの瞬間をどれだけ大切に生きるかということも意味しています。
デキるビジネスマンにとっては、名刺交換のその瞬間から一生に一度の勝負がはじまっているのです。最初の心構えがまず違うのです。
02
時時勤払拭(じじにつとめてふっしきせよ)
煩悩はどうしても塵や埃のように人の心にたまってしまうもの。それらが山のように大きくならぬよう、毎日払い拭き、いつも曇りなく澄んだ状態心がけることを意味するそうです。
デキるビジネスマンは、細かい仕事もコツコツと片付けていくのです。未返信のメールもためません。そうすることで、心が整い重要な仕事の質も上がることを知っているのです。
03
知足(ちそく)
自分が足りていることを知ることを表す言葉です。どんなに豊かであっても常に不満を抱えていれば幸せを感じることができないですが、自分が自分に満足できれば違います。心のあり方の大切さを考えさせられます。
デキるビジネスマンは決して自分だけ欲張りません。相手とWINWINの関係を築くことを常に心がけます。
04
無事是貴人(ぶじこれきにん)
ここで言う「無事」とは、身の回りの日常のこと、そして「貴人」は悟りの境地に達した人のことを言います。つまり、意図したり工作することなく、日常をていねいに生ききることの貴さを説いています。
デキるビジネスマンは、実績を堅実に積み重ねていくのです。奇をてらうことなく、大失敗をしないということが優秀であることの証だと知っているのです。
05
和光同塵(わこうどうじん)
自身の持つ威光を和らげて俗世間に調和しながら、人々を救った仏の姿を表す言葉です。優れた能力などをことさらにアピールすることなく、周囲とやっていくことの大切さ説いています。
デキるビジネスマンは、自分一人では達成しえないこともチームプレーなら達成できるということもしっかり理解しています。そして出る杭は打たれるということを本能的に知っていますので、いたずらに自分を大きく見せようとは考えません。
【まとめ】
以上、ビジネスに役立つ禅語5選のご紹介でした。なるほど、自分のまわりのデキる人たちは確かに禅スピリットを体現しているような気がします。私もこの5選を肝に銘じて業務に励みたいと思います!